東洋大ラグビー、劇的サヨナラ勝ち 一度試合終了も蹴り直して成功!日大と1点差

[ 2022年10月17日 04:00 ]

関東大学ラグビー リーグ戦1部   東洋大33ー32日大 ( 2022年10月16日    セナリオH )

<日大・東洋大>後半終了間際にトライを決めた東洋大・山口(左から2人目)(撮影・久冨木 修)
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 6試合が行われ、リーグ戦1部では東洋大が日大との接戦で33―32とサヨナラ勝ちし、3勝目(1敗)を挙げた。6点差で迎えた試合終了間際にプロップ山口泰雅(4年)のトライで1点差とし、ラストプレーでWTB杉本海斗(3年)がコンバージョンに成功した。東海大は流通経大を52―26で下した。

 劇的な幕切れだった。東洋大は1点を追うラストプレーのコンバージョン。杉本が蹴り抜いたボールは枠を外れ、一度は試合終了と思われたが、キックの際に相手がルール違反の声出しを行ったとしてやり直しに。会場が騒然とする中、「開き直りリラックスして蹴ることができた」と、右方向から約23メートルのゴールに成功した。初戦の東海大撃破に続く大きな勝利。また一歩、大学選手権出場へ近づいた。杉本は「日本一を目指し、強い気持ちでやっている」と話した。

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2022年10月17日のニュース