西岡良仁 ツアー3勝目へ意欲 4大大会のシード権も狙う「今大会凄く重要」

[ 2022年10月5日 04:54 ]

テニスの楽天ジャパン・オープン初戦を前に、記者会見する西岡良仁(共同)
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 男子テニスで前週の韓国オープンでツアー2勝目を挙げた世界ランキング41位の西岡良仁(27=ミキハウス)が、5日に東京・有明テニスの森公園で行われる楽天オープン第2日のシングルス1回戦、世界33位のミオミル・ケツマノビッチ(23=セルビア)戦を前に会見に臨んだ。世界291位の野口莉央(23=明治安田生命)は世界297位のランクマー・ラマナザン(27=インド)を破ってツアー初出場勝利。世界235位の守屋宏紀(31=安藤証券)が世界274位の清水悠太(23=三菱電機)との日本勢対決を制した。

 母国でツアー3勝目を目指す西岡は世界ランキング上位32人に与えられる4大大会のシード権も視野に入っており「シード権もかなり近くなってきた。その意味でも今大会も凄く重要」と力を込めた。日本男子のツアー複数Vは12勝を挙げている錦織(ユニクロ)に続く2人目の快挙。現在キャリアハイの世界ランキング41位は、錦織の4位、杉田祐一の36位に次ぐ日本男子歴代3位の順位だ。約2週間前から米国人のクリスチャン・ザハルカ氏を試験的にコーチにつけ、さらなる進化を模索。韓国オープンで痛めた左肩には違和感が残るが「多分、大丈夫」と説明した。

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2022年10月5日のニュース