【世界卓球】“燃える闘魂”戸上 世界5位撃破で「元気です!」日本男子メダル王手

[ 2022年10月5日 17:54 ]

卓球・世界選手権団体戦第6日 ( 2022年10月5日    中国・成都 )

戸上隼輔
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 男子決勝トーナメント1回戦で日本がブラジルを3─0で破り、準々決勝に進出し、2大会ぶりのメダル獲得に王手をかけた。勝てば表彰台が決まる準決勝はスロベニア―ポルトガルの勝者と対戦する。

 日本に勢いをつけたのは、プロレス好きで知られる戸上隼輔(明大)だった。今年の全日本選手権を制して世界ランク45位の21歳は、同5位のカルデラノと対峙。第1ゲームを落としたものの、そこから怒とうの3ゲーム連取で勝利し、「もっと苦戦するかと思った。思い切っていいプレーができたのが良かった」と振り返った。

 新日本の棚橋弘至のファンであることを公言している戸上だが大会前には、1日に亡くなったアントニオ猪木さんの試合なども見るようになったと明かしていた。この日、インタビューエリアで「元気ですかー!」と聞かれた戸上は、笑顔で「元気です!」と右手を突き上げた。“燃える闘魂”を胸に宿す全日本王者が、日本を表彰台に導く。

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2022年10月5日のニュース