前週Vの西岡5日に初戦 4大大会シード入りへ「今大会はすごく重要」楽天OP

[ 2022年10月4日 16:15 ]

男子テニス楽天オープン第2日 ( 2022年10月4日    東京・有明テニスの森公園 )

西岡良仁(AP)
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 前週の韓国オープンでツアー2勝目を挙げた世界ランキング41位の西岡良仁(27=ミキハウス)が5日の1回戦で世界33位のミオミル・キツマノビッチ(23=セルビア)と対戦する。

 この日は大会会場で約1時間の練習を実施した。その後に会見に臨み「(韓国OPの会場に比べて)サーフェスが速い。気温も高く、若干ボールが飛ぶので、そこの調整はしっかりしたい」と強調。世界ランキング上位32人与えられる4大大会のシード権も視野に入っており「シード権もかなり近くなってきた。その意味でも今大会もすごく重要になる」と力を込めた。

 日本男子のツアー複数Vは12勝を挙げている錦織圭(32=ユニクロ)に続く2人目の快挙。現在キャリアハイの世界ランキング41位は、錦織の4位(2015年3月)、杉田祐一の36位(2017年10月)に次ぐ日本男子歴代3位の順位となる。初戦敗退した1月の全豪オープン後は123位まで落とし「ランキングが落ち続けたらやる気なくなっちゃうので、この2年間で結果出なかったらたぶん引退する」と発言。そこから約9カ月で復活を遂げた。

 韓国オープンからは米国人のクリス・ザハルカ氏を試験的にコーチにつけた。「現在はトライアル期間だが、たくさん経験を積んでいるコーチ。対戦相手の分析や、モチベーションの上げ方はうまい」。タッグを組んでまだ約2週間だが、手応えを感じつつある。

 1回戦の相手キツマノビッチについては「バックハンドがうまく、ミスも少ないので、微妙にやりにくい。どっこいどっこいになるかなと個人的には思っています」と分析。韓国オープンで痛めた左肩には違和感が残るが「痛みという程の痛みではない。気持ち悪い感じ。多分大丈夫」と視線を上げた


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2022年10月4日のニュース