貴景勝26歳の決意「現役の時間は限られているので一日一日を大切に」ファンからの誕生日祝いに感謝

[ 2022年8月6日 14:34 ]

ぶつかり稽古で阿武咲(右)に胸を出す貴景勝(撮影・前川 晋作)
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 大相撲夏巡業の2日目が6日、千葉県船橋市の船橋アリーナで行われ、大関・貴景勝(26=常盤山部屋)が報道陣の取材に対応した。

 19年12月以来2年8カ月ぶりの開催となった巡業。土俵外ではマスクの着用が徹底されるなどの新型コロナウイルス感染対策が講じられている。「親方衆に考えてもらったやり方で快適にやらせていただいている」と“新様式”に感謝。「やりたければいろんな人と稽古できるので良いことばかり」と充実した稽古が行われることを喜んだ。

 名古屋場所は千秋楽まで優勝の可能性を残していたが惜しくも届かず。「星の差一つでしたけど、一つは大きい。序盤で2勝2敗だったので、それでは優勝できない」と振り返った。この巡業から体を作り、稽古を積んで秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)へと向かう。「強くならないと結果が伴わないので実力を上げたい」と雪辱を誓った。

 前日の5日は26歳の誕生日。ここ2年は巡業が中止のため、部屋や自宅で誕生日を過ごしており「ファンの皆さんに言ってもらえたのはうれしかった」と祝福の声に感謝した。一つ年を重ね「もう26なので、あっという間に30ぐらいになってしまうのかな。現役の時間は限られているので一日一日を大切に頑張っていきたい」と決意を新たにした。

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