ワタガシペアが熱血男の松岡修造氏を圧倒?「金しか勝たん」バドミントン世界選手権へ意気込み

[ 2022年8月6日 17:39 ]

混合ダブルスの渡辺勇大(左)、東野有紗組 (AP)
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 バドミントンの世界選手権(8月22~28日、東京体育館)に出場する日本代表の主力選手・ペアが6日、中継を行うテレビ朝日取材のオンライン会見に出席。それぞれが大会への意気込みをフリップで発表し、有観客で開催される2週間後の大舞台へ気持ちを高めた。

 女子ダブルスの永原和可那・松本麻佑組(北都銀行)が「最大限」、志田千陽・松山奈未組(再春館製薬所)が「シダマツらしく!!」などとしたためる中、メインキャスターを務める元プロテニス選手の松岡修造氏をきょとんとさせたのが、混合ダブルスで東京五輪銅メダルの渡辺勇大・東野有紗組(BIPROGY)。フリップに「金しか勝たん」と書いて意気込んだが、意味を理解できない同氏から「勝たんというのは、何弁ですか?」と口をあんぐりさせてしまった。

 「○○しか勝たん」は、「○○が最高」「○○に勝るものなし」などの意味を持つ俗語。東京五輪ではバドミントンの日本勢で唯一メダル獲得したワタガシペアだが、もちろん狙うは金メダルだ。その思いを若者言葉で表現したつもりだったが、松岡氏に通じなかった模様。それでも東野は「五輪では銅メダルを獲得できたが、目指す色ではなかった。ここで金メダルを獲ってリベンジしたい」と宣言した。

 3年ぶり3度目の世界一を目指す男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は「覚悟」と力強い筆致でしたためたものの、フリップをお披露目するや否や、「モニターだと、なおさら字が汚く見えるな…」と苦笑い。会見の最後には事前に予定されていなかった日本チームとしての意気込みを求められる“無茶ぶり”を受けるも、「日本代表、全員で高め合って刺激し合って、東京五輪のリベンジ、全員で世界で戦いたい」と力強く言い切った。

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2022年8月6日のニュース