前田穂南、大会新1時間8分28秒V 函館ハーフマラソン女子

[ 2022年7月4日 05:05 ]

女子ハーフマラソンを制した前田穂南
Photo By 共同

 陸上の函館マラソンが3日に北海道函館市・千代台公園陸上競技場発着で行われ、ハーフマラソンの女子は東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)が1時間8分28秒の大会新記録で優勝した。24年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得している松下菜摘(天満屋)が2分16秒差の2位に入り、東京五輪1万メートル代表の安藤友香(ワコール)は4位だった。ハーフマラソンの男子はポール・クイラ(JR東日本)が1時間2分17秒で制し、定方駿(マツダ)が29秒差の2位となった。

 女子ハーフマラソンの前田は格の違いを見せ、自己記録を40秒更新する快勝劇を演じた。大会新をマークし「自分のリズムでしっかり押して走っていこうと思って、最後まで粘って走ることができた」と納得の口ぶりだった。33位に終わった東京五輪後はケガなどに苦しんだが、5月の仙台国際ハーフで復帰。MGC出場権獲得が懸かる8月の北海道マラソンへ「MGCの資格をしっかり取って、東京五輪は凄く悔しい思いをしたのでパリ五輪に向けて頑張りたい」と決意を示した。

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2022年7月4日のニュース