バスケ日本代表・富永 デビュー2戦目でチーム最多17得点!代表定着へ猛アピール

[ 2022年7月4日 05:05 ]

バスケットボール男子W杯アジア1次予選B組   日本89―49台湾 ( 2022年7月3日    オーストラリア・メルボルン )

<日本・台湾>シュートを放つ富永(右)(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 世界ランキング38位の日本は同69位の台湾に89―49で快勝し、2勝4敗とした。代表デビューとなった河村勇輝(21=横浜BC)がともにチーム最多となる8アシスト、5スチールをマーク。2戦目の富永啓生(21=ネブラスカ大)は1日のオーストラリア戦に続き、チーム最多の17得点を挙げるなど、若き才能が躍動した。W杯本大会は日本、フィリピン、インドネシアの共催で、日本は開催国枠で出場権を得ている。

 デビュー2戦目の富永は14分31秒の出場で、チーム最多17得点を挙げて攻撃陣を引っ張った。1日のオーストラリア戦は11本中5本の3点シュートを決めて、こちらもチーム最多18得点。この日は持ち味の3点シュートが9本中2本の成功にとどまったが、ゴール下に切れ込むドライブやフリースローで得点を重ねた。

 昨夏の東京五輪は5人制には選ばれず、3人制に出場して8強入り。5人制よりも接触プレーが激しいとされる種目で世界を経験し、成長につなげた。24年パリ五輪の目標は5人制での出場。代表定着をアピールしたシューターは「これからも日本のバスケットを強くできるようにしっかり練習したい」と先を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月4日のニュース