ラグビー女子日本代表・鈴木実沙紀、6日のバーバリアンズ戦へ抱負「大きく成長するための一歩」

[ 2022年5月5日 12:51 ]

オンライン取材に応じたラグビー女子日本代表の鈴木実沙紀

 ラグビー女子15人制日本代表サクラフィフティーンのフランカー鈴木実沙紀(30=東京山九フェニックス)が5日、オンラインで取材に応じた。現在、今秋のワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会に向けてオーストラリア遠征中。6日には、対外試合2戦目としてオーストラリアンバーバリアンズ(選抜チーム)戦(クイーンズランド州ブリスベン)に臨む。

 4月18日からオーストラリア遠征を行っており、1日にはフィジー代表とのテストマッチに28―14で勝利。鈴木は「天候も温かくて練習しやすい。ラインアウト、スキル系にフォーカスして、フィジー戦にその成果がつながった。一つ一つの練習にフォーカスして、そこで出た課題に一人一人が向き合って、良いトレーニングができている」と手応えを口にした。

 特に注力しているのは、スムーズにラインアウトを行うことだ。これまでは、スピードを追い求めるあまり、プレーでの余裕が失われていたという。「(スピードを求めるのではなく)スムーズというのを考えることで、リラックスできるようになった。自分たちのペースをつくるということを学べている」と語った。

 オーストラリア遠征での対外試合は残り2試合。鈴木は6日のバーバリアンズ戦に6番で出場する。キャップ非対象試合でも懸ける思いに変わりはない。「代表として試合に出るということは、テストマッチと重みは変わらない。ここで大きく成長するための一歩になる。成長できる良い試合にしたい」と意気込んだ。

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2022年5月5日のニュース