WNBAミスティックス加入の町田瑠唯が入団会見「優勝に貢献したい」

[ 2022年4月26日 09:56 ]

町田瑠唯
Photo By スポニチ

 バスケットボール女子のWリーグ富士通から米プロリーグWNBAのミスティックスに加入したポイントカードの町田瑠唯(29)が25日(日本時間26日)、ワシントンで入団会見を開き「自分の役割やチームに求められていることを発揮して、目標である優勝に貢献できるようにしたい」と意気込みを語った。3季ぶりの優勝を目指すチームは既に17日からキャンプを開始。5月6日(同7日)のインディアナ・フィーバーとの開幕戦で公式戦デビューに向けて急ピッチで調整を進めることになる。

 町田は昨夏の東京五輪では準決勝フランス戦で五輪新記録となる1試合18アシストをマーク。大会通算75アシストでアシスト王に輝き、ベスト5にも選手された。日本の銀メダル獲得に大きく貢献したプレーに世界が注目。WNBAの挑戦権を勝ち取った。新天地でもアシスト量産が期待されるが「アシストは自分1人でできるものではない。周りの選手がいてこそ。ミスティックスでも1人1人の特徴を早く理解して、うまく皆を生かしていけるようにしたい」と語った。

 WNBAは男子のNBAの支援のもとに1996年に発足。97年にシーズンがスタートし、現在は12チームで構成される。東京五輪を制した米国代表の全12選手が同リーグに所属するなど世界のトップ選手が集まるリーグ。日本人は過去に萩原美樹子(サクラメント・モナークス、フェニックス・マーキュリー)、大神雄子(マーキュリー)、渡嘉敷来夢(シアトル・ストーム)がプレーしている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月26日のニュース