世界陸上の競歩男子代表出そろう「金メダルを死守」山西、鈴木ら2種目8選手

[ 2022年4月26日 13:37 ]

男子競歩の山西利和
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 7月に行われる陸上の世界選手権(米オレゴン州)の競歩日本代表選手の発表会見が26日、オンラインで行われた。男子の20キロは山西利和(愛知製鋼)、高橋英輝(富士通)、池田向希(旭化成)、住所大翔(順大)、35キロは鈴木雄介(富士通)、川野将虎(旭化成)、松永大介(富士通)、野田明宏(自衛隊体育学校)の計8選手となった。山西と鈴木は前回大会優勝者のワイルドカードでの選出(鈴木は50キロ)。

 日本陸連の山崎一彦・強化委員長は「世界選手権に向けて金メダルを死守したい」と言い、今村文男・競歩シニアディレクターは男子代表の目標について「(2種目制覇の)2019年のドーハ大会の成績をイメージしている」と語った。

 50キロに代わって新種目となる35キロはレース展開に型がなく、スピードやペース幅に広がりがある。その中で今村ディレクターは「コンディションを整えながら技術を高めていくことを求められるが、35キロは日本勢にもチャンスがある」と自信を見せ「20キロは順当ならワンツーの期待感もある。選手と目標を共有し、達成できるようにサポートしたい」と話した。

 女子の20キロは藤井菜々子(エディオン)、岡田久美子(富士通)、35キロは園田世玲奈(NTN)の2種目計3選手が決まった。

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2022年4月26日のニュース