ジェームズ復帰で38得点もレイカーズは5連敗 得点2位アデトクンボには0・16点差

[ 2022年4月2日 14:46 ]

ゴール下でシュートに持ち込むレイカーズのジェームズ(AP)
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 得点部門で1位に立ちながら左足首を痛めていたレイカーズのレブロン・ジェームズ(37)が1日、地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)で行われたペリカンズ戦で3試合ぶりに復帰。40分出場して38得点をマークし、残り5試合となった段階で今季の平均は前日までの30・13から30・27に上昇した。

 2位のヤニス・アデトクンボ(27=バックス、残り5試合)はこの日のクリッパーズ戦を欠場したために30・11のまま。ジェームズとの差は0・02から0・16に広がった。3位のジョエル・エンビード(28=76ers、残り6試合)は試合がなく30・00。ジェームズとの差は0・27となった。

 ジェームズが得点王になれば2007年以来、14シーズンぶり。37歳でのタイトル奪取は、マイケル・ジョーダンの35歳(1997年シーズン)を上回って史上最年長となる。また歴代2位となっている通算得点は3万7062。カリーム・アブドゥルジャバー(元バックス、レイカーズ)が保持しているNBA記録(3万8387)まではあと「1325」となった。

 レイカーズでは右脚を痛めていたアンソニー・デービス(29)も19試合ぶりに復帰して23得点と12リバウンドをマーク。しかしレイカーズは大詰めの競り合いを制することができず、111―114(前半50―50)で敗れて31勝46敗。今季2度目の5連敗を喫して“借金”は15に膨れ上がった。

 レイカーズは西地区全体では11位。プレーオフ進出に可能性を残すプレーイン・トーナメント出場の下限となっている同10位のスパーズはこの日、トレイルブレイザーズを130―111(前半77―49)で退けて32勝45敗としており、残り5試合となった段階でレイカーズに1ゲーム差をつけた。

 西地区全体の上位2チームがメンフィス(テネシー州)で激突した一戦は、地元で2位のグリズリーズが122―114(前半54―52)で勝って55勝23敗。大黒柱のジャー・モラント(22)を膝の故障で7試合連続で欠きながらも、この間の試合をすべて白星で乗り切った。

 すでにリーグ最高勝率が確定しているサンズは62勝15敗。あと1勝すればチーム史上最多勝利数となるが、記録更新はおあずけとなった。

 <1日終了時点での東地区全体順位>
 ▼1~6位(無条件でプレーオフ進出)
(1)★ヒート(49勝28敗)
(2)★バックス(48勝29敗)
(3)★セルティクス(48勝30敗)
(4)76ers(46勝30敗)
(5)ブルズ(45勝32敗)
(6)ラプターズ(45勝32敗)
 ▼7~10位(プレーイン・トーナメントの対象)
(7)キャバリアーズ(42勝35敗)
(8)ネッツ(40勝37敗)
(9)ホーネッツ(40勝37敗)
(10)ホークス(40勝37敗)
 ▼11~15位(プレーオフの可能性消滅)
(11)ウィザーズ(34勝43敗)
(12)ニックス(34勝43敗)
(13)ペイサーズ(25勝53敗)
(14)ピストンズ(22勝56敗)
(15)マジック(20勝58敗)

 <1日終了時点での西地区全体順位>
 ▼1~6位(無条件でプレーオフ進出)
(1)★サンズ(62勝15敗)
(2)★グリズリーズ(55勝23敗)
(3)ウォリアーズ(48勝29敗)
(4)★マーベリクス(48勝30敗)
(5)ジャズ(46勝31敗)
(6)ナゲッツ(46勝32敗)
 ▼7~10位(プレーイン・トーナメントの対象)
(7)ティンバーウルブス(44勝34敗)
(8)クリッパーズ(38勝40敗)
(9)ペリカンズ(34勝43敗)
(10)スパーズ(32勝45敗)
 ▼11~12位(プレーイン・トーナメントの圏外も可能性あり)
(11)レイカーズ(31勝46敗)
(12)キングス(29勝49敗)
 ▼13~15位(プレーオフの可能性消滅)
(13)トレイルブレイザーズ(27勝50敗)
(14)サンダー(22勝55敗)
(15)ロケッツ(20勝58敗)

 *レギュラーシーズンは82試合。★は無条件プレーオフ進出(地区6位以内)が確定したチーム

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