ラグビー高校選抜初Vの報徳学園・西條監督「全国優勝ということには変わりはない」

[ 2022年3月31日 21:50 ]

準決勝の桐蔭学園戦でスペースを突いて抜こうとする報徳学園WTB海老沢(カメラ・中出健太郎)
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 日本ラグビー協会は31日、全国高校選抜大会で頂点に立ち、兵庫県勢として全国大会初優勝となった報徳学園(兵庫)の西條裕朗監督のコメントを発表した。この日に行われるはずだった東福岡との決勝戦は新型コロナウイルスの影響で中止。東福岡東と対戦したチームに29日に新型コロナウイルス陽性者が出たため、大会実行委員会からの辞退勧告を同校が受け入れ、報徳学園の不戦勝となっていた。

 西條監督のコメントは以下の通り。

 コロナ禍の中での大会となりましたが、まずは大会運営をして頂いている皆様には頭が下がる思いです。そのような状況のなかで、報徳学園として、そして兵庫県のチームとして初めて全国大会で優勝できたことを誇りに思っています。今回の結果が兵庫県のレベルがさらに上がっていくきっかけになればと思いますし、(我々を)追い越してやろうというチームが出てきて、目標になれているのなら嬉しく思います。全国優勝ということには変わりはないので、その結果に見合うチームとして、プライドや思いを受け止めて、これからも成長していきたいと思います。感染した選手には労りの言葉しかありません。感染の原因がどこにあるかもわからないですし、手洗い、消毒、うがい、睡眠、栄養、休養、それからトレーニング。新しい生活習慣の中でこれからも続けていかざるを得ないと思いますが、選手たちが試合をできるように、しっかりとコロナ対策をして、この大会が続いていくことを願っています。 

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2022年3月31日のニュース