男子は根本、女子は本村紅 パットさえた、ともに逆転で初優勝

[ 2022年3月31日 05:30 ]

スポニチ主催 令和3年度第15回全国小学生ゴルフ春季大会最終日 ( 2022年3月30日    栃木県 烏山城CC=5798ヤード、パー72 )

<第15回全国小学生ゴルフ春季大会>優勝トロフィーを手に笑顔を見せる根本悠誠(左)と本村紅音(撮影・河野 光希)
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 男子は3打差を追った根本悠誠(千葉・加茂学園6年)が7バーディーを奪って68、通算3アンダーの141で道上嵩琉(たける、兵庫・渦が森6年)に1打差をつけ逆転。女子も2打差3位スタートの本村紅音(兵庫・小浜5年)が72でまとめ、通算2オーバーの146で3打差をつけ、ともに初優勝を飾った。

 男子は根本が「バーディーをたくさん取って優勝したい」の言葉通り猛チャージ。前半33でトップに立つと、後半は「ボギーを打たないように」と35でリードを守った。8、16番で約10メートルのバーディーパットを沈め「今日はパターが良かった。2日間競技で逆転できてうれしい」と笑顔を見せた。昨年9月のJGA(日本ゴルフ協会)の大会に続き夏春連続の日本一。5歳で始め年齢別の世界ジュニア2回優勝の実績を持ち、4月中学入学だが「アメリカでゴルフ、英語の勉強をしたい」と秋からの米留学を目指す。

 女子は同じ組で優勝を争う6年生を抑えて優勝の本村紅は「5年生の私が逆転して優勝はうれしい」と話した。難グリーンで知られる前半18番で8メートルのパットを決めるなど「初日悪かったパットが今日は入ってくれました」と、昨年9月の全国大会8位の悔しさを晴らした。喜びに浸る間もなく仙台へ移動。4月1日は11~12歳世界ジュニア東日本予選に出場、16日からの本戦で代表を狙う。毎日一緒に練習する妹・彩歌(小浜小3年)は6歳で出場しており「今度は私が」とほほ笑んだ。

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2022年3月31日のニュース