石川遼が5カ月ぶりの実戦 首位に5打差の35位 ワイルドな長髪姿を披露「束ねようと思ったけど…」

[ 2022年3月31日 18:14 ]

男子ゴルフ 東建ホームメイトカップ第1日 ( 2022年3月31日    東建多度CC名古屋(7062ヤード、パー71) )

<東建ホームメイトC第1日>11番、ワイルドな長髪でフェアウエーを歩く石川遼(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフの今季国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップ(賞金総額1億3000万円、優勝賞金2600万円)は31日、三重県桑名市の東建多度CC名古屋(7062ヤード、パー71)で開幕し、第1ラウンドを行った。

 
 ツアー通算17勝の石川遼(30=CASIO)は2バーディー、1ボギーの70で回り、首位に5打差の1アンダー、35位で初日を終えた。昨年10月のブリヂストン・オープンでツアー初優勝した杉山知靖((28=中央日本土地建物グループ)とツアー初優勝を目指す上井邦裕(39=三好CC)が6アンダーで首位に立っている。

 「久しぶりというのもあって緊張は全然あったんでかなり硬いショットになりました。我慢、耐えながらの一日になりました」
 
 昨年11月に米国から帰国後の隔離義務違反により1カ月の出場停止処分を受け、この日が昨年10月のブリヂストン・オープン以来5カ月ぶりの実戦。開幕前日に腰と右手首に痛みが出たため急きょ練習ラウンドをキャンセルするアクシデントもあり、万全とはいえない状態だったが、何とかアンダーパーにスコアをまとめた。

 今季から5本体制にした注目のウエッジ・ショットは玉石混交。前半の15番パー4(357ヤード)では残り100ヤードの第2打を56度で20センチに付け、OKバーディーを奪って見せたが、折り返しの1番パー4(475ヤード)では特製の43度を選択した150ヤードの第2打がピン奥12メートルに。想定より10ヤード以上キャリーするなど距離感に課題を残した。

 「力みもあって時間が掛かりましたけど、後半の5番くらいからは修正できたと思います」

 鎖骨辺りまで伸びた髪を「途中で束ねようと思ってたんですけど、余裕がなかったです」と振り返った久しぶりの実戦ラウンド。緊張がほぐれた2日目以降の反撃に期待が掛かる。
 

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2022年3月31日のニュース