ラグビー高校選抜大会決勝“代替試合” 東福岡が報徳学園を下す リーグワン埼玉が生配信

[ 2022年3月31日 12:41 ]

 新型コロナウイルスの影響で中止になったラグビー全国高校選抜大会決勝・報徳学園(兵庫)―東福岡(福岡)戦が31日、リーグワンの埼玉の練習グラウンドで代替試合(非公式戦)として行われた。試合は東福岡が37―10で報徳学園を下した。

 本来なら、この日に熊谷ラグビー場で開催予定だった決勝戦。中止を受け、埼玉は同ラグビー場に隣接する自チーム練習グラウンドを貸し出し、高校生たちに戦う舞台を用意。埼玉は事前に東福岡の選手を含む対象者全員のPCR検査を行い、陰性が確認できたとして代替試合の実施を決めた。

 試合は埼玉の公式YouTubeチャンネルで生配信された。フッカー堀江翔太(36)、SO松田力也(27)が“特別解説”で登場。堀江は「これからの若いラグビー選手が(施設を)使ってくれて最高ですよ」と言えば、松田は「レベルが高い試合」と称えていた。

 日本ラグビー協会は30日深夜、決勝戦の中止を発表。東福岡と対戦したチームに29日に新型コロナウイルス陽性者が確認され、大会実行委員会からの辞退勧告を同校が受け入れたとした。大会は報徳学園の不戦勝による優勝で幕を閉じることとなっていた。

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2022年3月31日のニュース