バド渡辺勇大「責任、自覚を持って」ダブルス異例のプロ転向「パリ五輪では金メダルを」

[ 2022年3月31日 11:39 ]

渡辺勇大
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 日本ユニシスのバドミントン部が31日、オンラインで会見を行い、東野有紗と組んだ混合ダブルスで東京五輪銅メダルを獲得した渡辺勇大がプロ転向すると発表した。同社の社名変更にともない「BIPROGYバドミントンチーム」と変わり、渡辺は4月1日からプロ契約する。会見に出席した渡辺は「責任や自覚を持ってBIPROGYに貢献できるように頑張りたい」と語った。

 プロ転向はシングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、奥原希望(太陽ホールディングス)らの例があるが、ダブルス選手では異例の挑戦。プロとしてインドネシア、マレーシアなどへの海外リーグ挑戦、個人スポンサー契約、大会のプロデュースなど「活動の幅をさらに広げたい」と熱い思いを語った。

 銅メダルを獲得した東京五輪後に「さらに自分の活動、普及に携わりたいと思った」と言い、同社との相談の上にプロ契約の運びとなった。24年パリ五輪については「メダルではなく金メダル獲得を目指している」と宣言。ペアの遠藤大由が現役引退した男子ダブルスについては「まだ分からない。挑戦する資格があるなら挑戦したい。いろんな方と相談して決めていきたい」と構想を語った。

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2022年3月31日のニュース