樋口新葉が練習公開「挑戦することに意味がある」北京五輪はSPでもトリプルアクセル

[ 2022年1月11日 17:17 ]

<樋口新葉公開練習>練習する樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート女子で北京冬季五輪代表の樋口新葉(明大)が11日、東京・明治神宮外苑アイススケート場で練習を公開した。フリー「ライオンキング」の音楽をかけながら、3回転ルッツなどを入念に確認。練習終盤には、大技トリプルアクセルに挑んだ。

 年末の全日本選手権後は、1週間ほど休んで「一回リセットした」という。今月2日には21歳の誕生日を迎え、親友の競泳・池江璃花子、卓球・平野美宇らから祝福を受けた。多くの友人から「スターバックス」のLINEギフト券、池江からは「サーティーワン」の同ギフト券が届いたという。翌3日から五輪へ本格始動しており「全日本で終わりということではなくて、それが通過点としてもっと上にいけるようにしたい」と前向きに語った。

 北京五輪では、全日本で回避したSPでのトリプルアクセルに挑戦する予定。フリーでも1本を組み込み、計2本で上位への勝負を懸ける。「全日本以上の演技をすることと、SPからアクセルを入れたいのが目標」とし、「思い切り自分が練習してきたことを出せるように、何も考えずに滑れたら」と意気込みを示した。
 昨年11月のオーストリア杯で、SP「ユア・ソング」でトリプルアクセルを初成功。世界歴代7位となる79・73点をマークしている。樋口は「挑戦することに意味がある。(SPでアクセルを)1回試合で降りているので、そこは自信を持ってできる」と話した。

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