【内村航平語録(2)】「越えられそうにない壁をいただいた」、「会心の一撃って感じで出せた」

[ 2022年1月11日 12:01 ]

21年10月の体操世界選手権。予選の演技を前に気持ちを高める内村航平(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 体操男子の個人総合で12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪連覇した内村航平(33=ジョイカル)が11日、マネジメント会社を通じて現役引退を発表した。美しい演技で魅了してきたキングが残した、これまでの言葉を振り返る。

 【内村航平語録(2)】

 「すねが真っ二つに折れたかと思った。成功したのにケガをするって意味が分からない」=17年10月の世界選手権予選の跳馬で左足を痛めて棄権。個人総合の連勝は40でストップ。

 「I was king”ですからね、僕は。“am”ではない。1回負けているんで“was”です」=18年5月のNHK杯で10連覇達成も、4月の全日本選手権3位を受けて。

 「審判に文句を言うわけじゃないけど、日本選手に凄く厳しく(点が)付けられている傾向があった。(メダルの)色もこれでいいけど、なんだかなぁ、点数が」=18年11月の世界選手権の種目別鉄棒で銀メダルもEスコアに納得できず。

 「失敗した時の方が(メディアの)人が多いのは嫌っすよね。東京五輪は夢物語」=19年4月の全日本選手権は両肩痛の影響で予選落ち。

 「越えられそうにない壁をいただいた。1年前で良かった。来年だったら、全てが終わっていた。まだ、運はある」=19年7月、1年後に迫った東京五輪を見据えて。

 「やっている以上は世界で一番になりたい気持ちはある。自分が一番になるんだっていう強い気持ちがあって、すごくそれに支えられてきた。どうしても世界で一番を取りたい気持ちがある」=20年7月、鉄棒専念の意図を明かす。

 「国民の皆さんとアスリートが同じ気持ちじゃないとできない。どうにかできるやり方は必ずある。できないと思わないでほしい」=21年に延期となった東京五輪への否定的な意見を念頭に。

 「運です。運以外ないです。毎回毎回、運を使っているので今後の人生が心配」=21年6月、全日本種目別を終えて東京五輪代表に決まって。

 「感想も何もない。“何やってんだバカ”って感じ。僕が見せられる夢はここまでなんじゃないかな」=21年7月、東京五輪の予選で落下して決勝に進めず。

 「いや、もう、これ以上ないっす。やりきった。着地はホント会心の一撃って感じで出せた」=21年10月、生まれ故郷・北九州での世界選手権。鉄棒で6位だったが、着地を完璧に止めた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「内村航平」特集記事

2022年1月11日のニュース