全米大学フットボールのプレーオフ決勝でジョージア大が優勝 41季ぶりの王座獲得

[ 2022年1月11日 14:53 ]

優勝トロフィーを手にしたジョージア大のQBベネット(AP)
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 全米大学フットボールのプレーオフ決勝(王座決定戦)が10日、インディアナ州インディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムで行われ、ここまでともに13勝1敗でどちらもサウスイースタン・カンファレンス(SEC)に所属する第3シードのジョージア大と第1シードのアラバマ大が激突。12月4日のSEC決勝では昨季王者のアラバマ大が41―24で勝っていたが、プレーオフ決勝ではジョージア大が33―18(前半6―9)で制して、RBハーシェル・ウォーカー(元NFLカウボーイズほか)を擁していた1980年以来、41シーズンぶりの全米王座を獲得した。2014年にスタートしたプレーオフ・システム(CFP)での優勝は初めて。アラバマ大はCFPでの2年連続4回目の王座獲得を逃した。

 ジョージア大は13―18で迎えた第4Qの中盤からQBステッソン・ベネット(23=4年)が2つのTDパス(40ヤード&15ヤード)を通し、DBケリー・リンゴ(1年)のインターセプトからのリターンTD(79ヤード)で一気に20点を奪って逆転。今季のハイズマン賞に選出されたアラバマ大のQBブライス・ヤング(20=2年)はパスで369ヤードを稼いだものの、今季最少の1TDパスに終わり、今季ワーストとなる2度のインターセプトを喫して敗れた。

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2022年1月11日のニュース