佐賀県が大学ラグビー日本一目指す早大に牛肉180人分&県産米60キロ贈呈、山口知事が激励

[ 2021年12月21日 05:30 ]

佐賀牛ロースステーキ180人分のパネルを早大・大田尾竜彦監督(中央右)に贈呈する佐賀県山口祥義知事(同左)、右は長田智希主将
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 2019年以来となる全国大学ラグビー日本一を目指す早大に、佐賀県とJAグループ佐賀および同県食糧から「佐賀牛」ロースステーキ180人分と、同県産米「さがびより」60キロが贈呈されることになり、このほど、東京・杉並区の上井草グランドで、山口祥義知事、大田尾竜彦監督らが出席し、セレモニーが行われた。

 今年は、同大創設者・大隈重信の没後100年を迎える記念の年で、また、同県出身の大田尾監督が監督に就任したこともあり、山口知事らが県産食材を贈呈し、同選手権の初戦(26日、明大戦)を迎えるチームを激励した。

 「今秋の関東大学ラグビー対抗戦の最終戦となる早明戦で、早稲田らしく粘りに粘って勝ち切ったことは鮮烈なものでした。全国大学選手権では、日本一の佐賀牛とさがびよりを食べて、しっかり体を作り、大田尾監督の下、チーム一丸となって日本一奪還に向け頑張ってほしいです。そして『荒ぶる』が国立競技場に響き渡ることを心から祈っています。早稲田の聖地・佐賀への優勝報告を心待ちにしています」と、山口知事から監督、選手たちに熱いメッセージが送られた。

 続けて、大田尾監督は「今シーズン、厳しい練習の中で、皆でおいしいお米をいただきながら、なんとかここまで来ました。先日の早明戦で勝利することができ、今部員たちは非常に自信があり、練習の雰囲気も凄く良い状態です。コロナという中で、真面目にいろいろなことを我慢しながらやっている中で、おいしい食事をもらうと励みになります。全国大学選手権に向けて、良い準備をして、早稲田らしく一戦一戦頑張ります」と、日本一奪還に向けての意気込みを伝えた。

 最後に選手を代表して長田智希主将は「お米は秋頃から寮の方でおいしくいただいております。僕たちは全国大学選手権、目標である日本一に向けた大切な試合に入ります。そこで、必ず勝って、今回いただいたものを力に変えて、必ず日本一を獲りたいと思います」と、活躍を誓った。

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