ラグビー・神戸 新リーグ初代王者へ必勝祈願 「歴史は繰り返すもの」 トップリーグも初代王者で再現狙う

[ 2021年12月21日 19:11 ]

新リーグ初代王者へ必勝祈願祭でチームメートとともに柏手を打つ神戸のフランカー・橋本大輝主将
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 来年1月に開幕するラグビー新リーグ「リーグワン」の神戸(神戸製鋼)は21日、神戸市の神戸製鋼灘浜グラウンドで選手、スタッフ75人が参加し、シーズン開幕前恒例の必勝祈願祭を行った。

 選手を代表して玉串を奉納したフランカー・橋本大輝主将(34)は「いよいよシーズン開幕が近づいて来たという感じ。身が引き締まる思いです」と神妙な面持ちでチームカラーの赤地に「勝」の文字とチームエンブレムが刺しゅうされた勝守りを受け取った。

 11月の大分合宿以降、同じリーグワンの強豪、3チームとプレシーズンマッチを行った。東京SG(サントリー)に19―26で敗れた後はBR東京(リコー)には50―33、東京ベイ(クボタ)には31―10と連勝。「サントリー戦で出たセットプレー、ブレークダウンの精度などの課題をクボタ戦では克服できてたと思います。凄くチームの成長を感じています」と橋本主将。間近に迫ったシーズン開幕へ向け、新加入のプロップ具智元(27)ら日本代表組が本格的にチームに合流する30日のトヨタ(トヨタ自動車)戦で総仕上げを行う予定だ。

 その橋本主将が胸を張って口にする今季のチームスローガンは「リーグワン・チャンピオン」。国籍や言語が違っても選手、ファンが目標を共有できるよう英語をベースに考えた。神戸は2003年に産声を上げたトップリーグでも初代王者に輝いている。「歴史は繰り返すもの。そういう意味でも非常に楽しみ」とデーブ・ディロン・ヘッドコーチ(46)。再び新リーグの初代王者を目指す戦いは来年1月8日の浦安(NTTコミュニケーションズ)から始まる。

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2021年12月21日のニュース