バレーボール男子 FC東京が今季限りで活動休止を発表 事業面から「総合的に検討した結果」

[ 2021年12月8日 17:54 ]

 バレーボールのVリーグ男子1部のFC東京は8日、今季限りでの活動休止を発表した。2022年5月末をもって活動を休止する。来年の全日本男女選抜大会が最後の大会となる見込みだ。

 公式サイトで「これまでに、V1リーグでの活動はじめ、国体優勝2回、天皇杯準優勝1回、黒鷲旗準優勝1回など主要大会で活動し、日本男子バレーボール界のトップチームとして活動してまいりました。しかしながら、取り巻く事業環境の変化、中長期的な事業成長の可能性、Vリーグの将来に向けた事業化・高度化計画への対応等を総合的に検討した結果、活動を休止することを決定いたしました。また、同様にバレーボール教室など普及活動も休止いたします」とした。

 FC東京の前身は東京ガスで、1948年に発足し、2003年からサッカーJ1と同じ名前に変わった。09~10年シーズンに1部昇格を果たし、以降は1部を維持した。リーグの最高順位は5位。11年の天皇杯、12年の全日本男女選抜大会で準優勝、国体で2度優勝の実績がある。元日本代表の古賀太一郎(32)が所属している。

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2021年12月8日のニュース