アメフト関大 10TDで圧勝、いざ立命大との準決勝へ 岩本主将「組織力が大事。僕が引き出したい」

[ 2021年11月21日 05:30 ]

甲子園ボウル西日本代表校決定トーナメント2回戦   関大72-7西南学院大 ( 2021年11月20日    ベスト電器スタジアム )

パスを狙う関大QB浜口
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 甲子園ボウル西日本代表校決定トーナメントの2回戦が20日、各地であり、関大(関西3位)が西南学院大(九州)から10TDを奪う猛攻で大勝。準決勝(28日)で同じく勝ち上がった立命大(関西2位)と対戦することが決まった。勝者が来月5日の決勝で、関学大と激突する。

 開始直後のキックオフリターンTDで、関大が試合の流れを決めた。WR吉識が98ヤードを独走。1年生QB須田が2本のTDパスを通しリードを広げ、第2Q途中から出番を得た3年生司令塔の浜口も、2TDで存在感を示した。トータル10TD。九州の雄に力の違いを見せつけ、立命大と激突する準決勝へ勢いをつけた。

 「今年の関大にスターはいないから、立命、関学に勝つには、組織力が大事になる。それを僕が引き出したい」。力を込めるOL岩本主将は2年前のシーズンを教訓にする。立命大を撃破しながら、神戸大に敗れ4位。1試合の重み、1プレーの怖さを2泊3日の直前合宿で訴えていく。

 「誰が、というのでなく、みんなが頑張らないと立命さんには勝てない」と磯和雅敏監督。「2強」を追う存在から脱却するために、大事な大事な2週間となる。

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2021年11月21日のニュース