稲見萌寧 ショット不調も修正力発揮、苦手コースで初のアンダーパー ライバル古江とわずか1打差

[ 2021年11月18日 20:49 ]

<エリエールレディース第1日>7番、ティーショットを放つ稲見萌寧(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの大王製紙エリエール・レディース(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は18日、愛媛県松山市のエリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で第1ラウンドを行った。

 腰痛のため前日のプロアマ大会を欠場した賞金ランキング首位の稲見萌寧(22=都築電気)は3バーディー、2ボギーの70で回り、首位とは6打差の1アンダー、40位で大会初日を終えた。

 「苦手意識があるからなのか、めちゃくちゃショットの調子が悪くて……それを何とか修正して」

 痛み止めを服用してのラウンド。ショットの不調から一時は1オーバーまでスコアを落としたが、18、5番でいずれも3メートルのバーディーパットを沈めて1アンダーに。過去2度いずれも予選落ちしている相性の悪いコースで5ラウンド目にして初めてアンダーパーをマークした。
 
 賞金ランキング2位の古江彩佳(21=富士通)は一時3アンダーまでスコアを伸ばし、2人の差は最大3打まで開いたが、その古江は終盤、足踏みして結局、その差はわずか1打に。ライバルを視界に置きながらの残り3日間。腰痛、苦手コース……不安材料を抱える稲見には上々の滑り出しとなった。

 <賞金ランキング>
(1)稲見萌寧2億5256万6049円
(2)古江彩佳2億3559万7575円
 <大王製紙エリエール・レディースの賞金配分表>
(1)1800万円
(2)880万円
(3)700万円
(4)600万円
(5)500万円

 <次週の最終戦、ツアー選手権リコー杯の賞金配分表>
(1)3000万円
(2)1800万円
(3)1200万円
(4)840万円
(5)660万円

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2021年11月18日のニュース