JGTO「近々、臨時理事会を開催 最終的な処遇決定する予定」 石川遼の副会長辞任意向に

[ 2021年11月9日 14:25 ]

石川遼
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 男子ゴルフの石川遼(30=CASIO)が米国から帰国後の隔離期間にゴルフ場でラウンドしたと一部メディアで報じられたことについて9日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)がリリースを発表した。同機構の青木功会長(79)の名前で、「この度の弊機構役員による軽率な行動によりお騒がせし、ご迷惑をお掛けしておりますことをお詫び申し上げますとともに、日ごろからジャパンゴルフツアーを応援していただいておりますファンの皆さま方、関係者の皆さま方に対しまして、深くお詫び申し上げます」と記した。

 石川はこの日、同機構の副会長と理事を辞任する意向を発表。同機構は辞任の意向を記した書面を受け取ったことを明かした上で現在、懲戒・制裁規定の違反行為に抵触するか否かを検証しているという。青木会長は「弊機構ではこの書面が提出されたことを受けまして、近々、臨時理事会を開催し、上記の検証結果をも踏まえ、最終的な処遇を決定する予定をしております」とした。

 ウェブメディア「Smart FLASH」による8日の報道によると、石川は先月22日まで米国で開催された米下部ツアー予選会に出場し、帰国後の自主隔離期間に当たる同27日に、一般客もいる千葉県内のゴルフ場でプレーしている姿が目撃されたという。石川は、出場予定だった11日開幕の三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡)への出場辞退も合わせて発表している。

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2021年11月9日のニュース