ウォリアーズのカリーが今季リーグ最多の50得点!通算では10回目 チームは5連勝

[ 2021年11月9日 16:09 ]

今季リーグ最多の50得点を挙げたウォリアーズのカリー(AP)
Photo By AP

 NBAは8日に各地で8試合を行い、西地区全体で首位に立っているウォリアーズは地元サンフランシスコでホークスを127―113(前半61―65)で下して9勝1敗。今季の年俸がリーグ最高の4578万ドル(約51億2000万円)に達しているステフィン・カリー(33)が、35分の出場でフィールドゴール(FG)を28本中14本(うち3点シュートは19本中9本)、フリースローを13本すべて成功させ、今季リーグ最多の50得点をたたき出してチームの5連勝に貢献した。

 カリーは併せて10アシストも記録。1試合で「50得点&10アシスト以上」をマークしたのは、ォリアーズでは、1963年2月13日のウィルト・チェンバレン(対ピストンズ=51得点&11アシスト)、1974年2月23日のリック・バリー(対76ers=51得点&11アシスト)に続いて史上3人目となった。

 50得点以上は自身通算10回目だが、このうち4回は32歳を超えてから記録したもの。32歳以上で50得点以上をマークした最多回数はマイケル・ジョーダン(元ブルズ)の5回で、この記録にもあと「1回」と迫った。

 脇腹を痛めたレブロン・ジェームズ(36)が戦列を離れているレイカーズは地元ロサンゼルスで延長の末にホーネッツを126―123(前半61―60、延長11―8)で振り切って6勝5敗。アンソニー・デービス(28)が32得点、12リバウンド、5ブロックショットを稼げば、ラッセル・ウエストブルック(32)は17得点、12リバウンド、14アシストで今季2度目のトリプルダブルを達成して3試合ぶりに白星をもぎとった。

 しかし第4Qの序盤で14点、残り5分で11点をリードしながら残り23・7秒にマイルズ・ブリッジズ(23)に3点シュートを沈められて同点にされるなど最後まで苦戦。延長開始早々にも0―4となったが、デービスらが奮闘して逆転負けは阻止した。

 東地区全体首位ながら、センターのジョエル・エンビード(27)ら4選手が新型コロナウイルスの感染防止規定(プロトコル)の対象となって戦列を離れた76ersは、地元フィラデルフィアでニックスに96―103(前半44―58)で敗れて連勝は6でストップ。昨季のファイナルに進出したサンズは敵地サクラメントでキングスを109―104(前半67―64)で退けて5連勝を飾った。

 <8日の結果>
ニックス(7勝4敗)103―96*76ers(8勝3敗)
*ブルズ(7勝3敗)118―95ネッツ(7勝4敗)
*グリズリーズ(6勝4敗)125―118(延長)ティンバーウルブス(3勝6敗)
*マーベリクス(7勝3敗)108―92ペリカンズ(1勝10敗)
*ナゲッツ(6勝4敗)113―96ヒート(7勝3敗)
*ウォリアーズ(9勝1敗)127―113ホークス(4勝7敗)
サンズ(6勝3敗)109―104*キングス(5勝6敗)
*レイカーズ(6勝5敗)126―123(延長)ホーネッツ(5勝7敗)
 *はホームチーム

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月9日のニュース