米ツアー帰りの小平3位発進 53歳谷口&49歳宮本から刺激「負けてられない」 遼は71のパープレー

[ 2021年10月7日 16:20 ]

男子ゴルフ ブリヂストン・オープン第1日 ( 2021年10月7日    千葉県・袖ケ浦CC袖ケ浦C )

ブリジストンオープン第1日の10番、フェアウェーへ向かう小平 (撮影・西川 祐介)
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 米ツアーから帰国して、今大会が国内初戦となる小平智(32=Admiral)が、5アンダーの66で回り首位に1打差の3位につけた。3連覇を狙う今平周吾(29=ダイヤ)は2アンダーの69とまずまずの滑り出し。石川遼(30=CASIO)はパープレーの71と出遅れた。永野竜太郎(33=フリー)らが65で首位に立っている。

 小平はインの10番から出てバーディー発進。18番パー5で2オン2パットのバーディーを決め前半を2アンダーで折り返すと、後半は5番で8メートル、8番で4メートルのバーディーパットを沈めるなど、好調なパットに支えられスコアを伸ばした。

 「良い感じで回れました。ショットが良かったので、ピンチらしいピンチもなく、リズムを崩さず平常心で回れました」

 同伴競技者から刺激をもらった。この日は53歳の谷口徹、49歳の宮本勝昌と一緒にプレー。「谷口さんの年齢で、あれだけ向上心を持ってやっている姿と見ると、宮本さんもそうですけど、まだまだ負けてられないなと感じました。日本でもいい刺激をもらえるんだなと思いました」。宮本も66と好調なゴルフを見せ、お互いに伸ばし合った。

 今年は米ツアーのシード権確保に失敗し、来季は下部ツアーのコーンフェリー・ツアーで再起を目指す。ただ、今大会で上位3人に入れば、21日から千葉・習志野CCで開催される国内唯一の米ツアー競技、ZOZOチャンピオンシップの出場資格も手にすることができる。

 「初日いいスタート切りましたけど、最後のバック9でちゃんと優勝を狙える位置まで準備するという気持ちでやっている。バック9で3打差にいれば優勝を狙える。そこにいたい。徐々に伸ばしていきたい」と話した。

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2021年10月7日のニュース