渋野日向子が約1カ月ぶり国内復帰「目標を設定できる余裕はないけど…」　9日開幕日本女子プロ

＜日本女子プロゴルフ選手権・練習日＞笑顔を見せる渋野日向子（撮影・西尾　大助）
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　国内女子ゴルフ21年メジャー第2戦の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は9日から4日間、茨城・静ヒルズCC（6680ヤード、パー72）で開催される。7月末の楽天スーパー・レディース以来、約1カ月ぶりの国内ツアー復帰となる渋野日向子（22＝サントリー）が8日、会見して「練習ラウンドが18ホールしかできなかった分かなり調整不足かなと思うんですけど、予選2日間でしっかり合わせられるように。メジャーは大きな試合なのでまずは4日間戦えるように、予選は最低限通れるようにしたい」と意気込みを口にした。

　8月19～22日に開催された海外メジャーのAIG全英女子オープンに出場。英国から帰国後は、約2週間の隔離期間があった。ホテルでの隔離を経て岡山の実家での隔離中には、庭に設置した「鳥かご」でのショット練習やトレーニングで試合に向けて調整を続けてきた。練習やトレーニングを最優先しつつ、「アニメを2日間で見みちゃいました。“転生したらスライムだった件”です」とリラックスした時間も過ごせたようだ。

　この日は18ホールを回って最終調整。「距離も長いですし、FWもかなり狭く感じましたし、ラフも長い」と警戒し、「難しいセッティングなので、レベルの高いラフからのショットやアプローチが試される。自分がどう対応できるか、しっかり一打一打大事にしていきたいなと思います」と力を込めた。