新関脇の明生 三役2場所目に向け「自分の相撲に集中してやるだけ」静かに闘志

[ 2021年9月8日 05:30 ]

秋場所に向け、稽古する明生(日本相撲協会提供)
Photo By 共同

 大相撲秋場所(12日初日、両国国技館)で新関脇の明生が7日、東京都台東区の立浪部屋での稽古後に報道陣の電話取材に応じ「まずは勝ち越し。上を目指して自分の相撲を貫いていきたい」と意気込みを語った。

 この日は幕下以下と20番程度こなした。26歳のホープは番付発表後の記者会見で、早くも大関昇進を視野に入れる発言をした。足がかりを築くにはまず2桁勝利が求められるが「自分にはまだ大関の力はない。そういう力をこの地位でつけていきたい」と謙虚に話す。

 1メートル80、148キロでスピード感あふれる攻撃が持ち味。「関脇が元気な場所は面白い」と言われるだけに、三役2場所目で期待も高まってきた。「自分の相撲に集中してやるだけ。相手よりも自分の精神面」と静かに闘志を燃やした。

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2021年9月8日のニュース