Tリーグ女子新加入の九州が世界選手権銅ペア獲得　「初年度に優勝狙える」

2019年の卓球世界選手権女子ダブルスで、銅メダルを獲得した佐藤瞳（右）、橋本帆乃香
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　卓球のTリーグ女子に参戦する九州アスティーダが13日、19年世界選手権のダブルスで銅メダルを獲得したカット型のコンビ、佐藤瞳（23）と橋本帆乃香（23＝ともにミキハウス）を獲得すると発表した。両者はチームを通じてコメントを発表した。

　佐藤「北海道出身ですが、チームのホームは九州（福岡）になります。北から南まで幅広い地域のみなさんに応援していただけたらうれしいです」

　橋本「昨年度は新型コロナウイルスの影響でTリーグを含めたくさんの試合が中止になりました。そんな中試合に参加できることに感謝し、そしてたくさんの方々に私のプレーを見て勇気と感動をお届けできるようにがんばりたいと思います」

　国際大会中心で育成をしてきたミキハウスが、Tリーグに選手を送り出すのは初めて。同チームの大嶋監督は「コロナで国際大会がない。選手強化の一環で試合をさせてもらう」と語り、在籍選手を今後もTリーグに送り出す考えを示した。

　九州の川面創社長は「佐藤選手、橋本選手がともに戦ってくれることになり、初年度にも優勝を狙えるチーム力になってきた」とチームを通じて談話を発表。9月開幕の新シーズンは、台風の目になりそうだ。