大坂“元女王対決”に「ワクワク」8強へ17年世界ランク1位ムグルサと公式戦初対決

[ 2021年2月14日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第6日 ( 2021年2月13日    オーストラリア・メルボルンパーク )

大坂なおみ
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 男子シングルス3回戦で第4シードのダニル・メドベージェフ(25=ロシア)は第28シードのフィリプ・クライノビッチ(28=セルビア)にフルセットの末、競り勝った。女子シングルス3回戦は第1シードのアシュリー・バーティ(24=オーストラリア)は第29シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(26=ロシア)に勝利。大坂なおみ(23=日清食品)は14日午前11時(日本時間午前9時)からの4回戦で昨年準Vのガルビネ・ムグルサ(27=スペイン)と対戦する。

 2年ぶりの8強入りを懸けた大坂の4回戦はセンターコートの第1試合に組み込まれた。相手は昨年準Vのムグルサ。16年全仏、17年ウィンブルドンと2度の4大大会優勝を誇り、17年には世界ランキング1位に就いた難敵だ。大坂も19年に1位になっており、元女王対決となる。過去に芝コートで一緒に練習したことはあるが、公式戦では初対戦で「対戦したかった相手。ワクワクしている」と試合を心待ちにした。

 開催地のメルボルンで新型コロナのクラスターが発生して外出制限が課されたことを受け、大会は13日から無観客開催となった。選手も会場とホテルの移動のみで外部との接触を遮断する「バブル」での生活を余儀なくされるが、大坂は「ホテルの部屋から出ないので、問題ない。自分のことに集中するだけ」と強調した。

 過去4大大会の準々決勝以降は無敗で、4回戦を突破すればデータ的にはV確率100%。難敵を撃破すれば、2年ぶりの頂点が視野に入ってくる。

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2021年2月14日のニュース