松山英樹 米ツアー再開に本音吐露「不安の方が大きい」 先輩・谷原秀人とYouTube対談

[ 2020年5月29日 19:52 ]

松山英樹
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 男子プロゴルファー・松山英樹(28=LEXUS)が29日に公開された東北福祉大の先輩・谷原秀人(41=国際スポーツ振興協会)の公式YouTubeチャンネルの番組にゲスト出演し、主戦場とする米ツアーの再開や自身の現状などについて語った。

 松山は5月28日に渡米。3カ月ぶりに再開される米男子ツアーのチャールズ・シュワブ・チャレンジ(6月11~14日、テキサス州)への出場は見送り、米国での拠点のあるフロリダで調整を行うという。

 谷原が「そろそろ(米ツアーが)始まろうとしてますよね。不安なのか、楽しみなのか」と問い掛けると「不安の方が大きいですよ。やっぱり。ホントにやるのっていう」と答え、選手が新型コロナウイルスに感染した場合、ツアー復帰までに10日間程度の隔離が必要となるなど米ツアーが設けた新規定などについて話した。 

 試合会場の雰囲気も従来とは大きく変わるようだ。5月14日に世界に先駆けて再開を果たした韓国女子プロゴルフツアーでは選手とキャディーだけが試合会場への入場を許された。米男子ツアーではマネジャー、コーチ、トレーナーの立ち入りも許されるが、選手との2メートル以内の濃厚接触は不可。選手のクラブに触れることも禁止されているという。

 トーナメント開催中の食事についても原則、宿泊先で取ることになっており、遠征先での楽しみの一つである日本食レストラン探訪も制限される。「難しいですよ」と新しい環境への適応には時間を要しそうだ。

 この2カ月間、日本で調整を続けてきた自身のゴルフについては「こんだけ試合が空いてるんで、芝からも全然練習してないんで、やっぱり、感覚ないんで。練習はちょっとはしてるんですけど、マットからと芝からは全然、違うじゃないですか。そこも含めてうまく調整できたら。クラブもほぼテストしてないですし」とこれから戦列復帰を目指して本格的な調整に入る。

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2020年5月29日のニュース