イ・ボミ 最終R進めずも今季初戦で「収穫あった」

[ 2020年5月17日 05:30 ]

97位で最終ラウンドを進出を逃したイ・ボミ(KLPGA提供)
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 韓国ツアーの韓国女子プロ選手権は16日、楊州市のレークウッドCC(6540ヤード、パー72)で第3ラウンドを行った。首位から出たペ・ソンウ(26)は72と足踏みしたが、首位に3打差の通算12アンダー、2位と好位置をキープ。アン・ソンジュ(32)は通算2オーバーの77位、イ・ボミ(31)は通算5オーバーの97位で最終ラウンドに進めなかった。

 
 94位から出たイ・ボミは2バーディー、3ボギーの73とスコアを落とし、自身の今季初戦を3日間で終えた。「課題がつかめただけでも収穫があった試合でした」。オフの米国合宿から帰国後は主に自宅で過ごした。約半年ぶりの実戦で、自粛生活では確認できなかった課題も見えてきた。毎日の自己診断表の提出など種々の感染防止策を講じた中でのプレーには「対策は徹底されていましたが、不便な部分は特にありませんでした」。韓国では中1週でE1チャリティー(29~31日)が実施される予定。出場の有無についてはこれから判断する。

 ≪2位後退も逆転Vへ切り替え≫初日から首位を守ってきたペ・ソンウは3バーディー、3ボギーのパープレーとスコアを伸ばせず、韓国の“ミレニアム世代”林希貞に3打差の2位に後退。2番で2・5メートルのパットを外し、今大会初のボギーをたたくなど前日まで好調のパットに苦しんだ。「4日間あればこういう日が一日は。それが今日だったんだと思います」と逆転Vへ気持ちを切り替えていた。

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