映像から勉強しよう!八村、コロナ禍で練習できない学生にエール「いいチャンスと捉えて」

[ 2020年4月16日 05:30 ]

インタビュアーのザック生馬氏(右)の質問に答える(ウィザーズ公式ツイッターから)

 NBAウィザーズの八村塁(22)が14日(日本時間15日)、チームの公式ツイッターでライブインタビューに応じた。ファンからの質問に英語で約15分回答し、次に日本語で予定時間を5分以上オーバーする約20分の対応。新型コロナウイルスの影響でNBAが3月中旬から中断し、ロックダウン(都市封鎖)下での生活を強いられている状況に「大変ですね。こんな状況になるとは想像もできませんでした」と答えた。

 髪が伸びており、最近切った時期を問われると「1カ月くらい前ですかね。母は(髪形を)あまり気に入っていません」と苦笑い。現在は自宅でウエートトレなど個人練習のほか、Zoom(テレビ会議アプリ)で同僚らと“合同練習”を行っているそうで「チームメートやコーチと顔を合わせられるし、毎回楽しい」と話した。

 試合や練習ができない日本の高校生へのアドバイスを求められると「ストレスになっていると思うけど、NBA選手も同じ状況。家でどれだけ自分でトレーニングするかが大事」と指摘。今季の故障離脱中、映像を今まで以上に見て学んだという自身の例を挙げながら「テレビで自分のバスケやNBAやFIBA(の試合)を見て勉強できると思う。いいチャンスと捉えて前向きにやっていかないと」とエールを送った。

 感染拡大防止へ手洗いやうがいの重要性を訴え「どれだけハッピーでいられるかも大事。家族や友達と過ごしたり、楽しいことを見つけてポジティブでいられるか。NBAも(再開へ)頑張っている。みんなで力を合わせて乗り越えていけたら」と呼び掛けた。

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