ロコ・ソラーレ底力連勝！藤沢“神ショット”で昨季王者撃破

カーリング全農日本選手権第２日 （ 2019年2月13日    北海道札幌市どうぎんカーリングスタジアム ）

＜カーリング全農日本選手権＞得点をあげ笑顔のロコ・ソラーレ藤沢（右）（撮影・高橋茂夫）
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　１次リーグが行われ、女子で平昌冬季五輪銅メダルのロコ・ソラーレは東京都協会を９―３で下して今大会初勝利を挙げ、２連覇を目指す富士急を延長の末に５―４で破り、２勝１敗とした。富士急は３勝１敗。中部電力もこの日２戦２勝で開幕４連勝とし、北海道銀行は開幕３連勝とした。男子はパシフィック・アジア選手権優勝のコンサドーレがチーム松沢に９―２で、名寄協会に８―２でともに快勝して開幕３連勝した。

　女子のロコ・ソラーレは東京都協会に完勝して今大会初勝利を挙げると、続く前回女王の富士急との激戦も制した。第１０エンドに１得点で追い付いた。延長の第１１エンドに藤沢がハウス（円）の中心へ寄せる高難度の一投を決め、不利な先攻で決勝点をもぎ取った。殊勲の司令塔は「ミスもあって混乱したが、最後まで諦めずに戦えた」と声を弾ませた。前日の初戦は黒星。「これでスイッチを入れてもらえたね、とみんなで話した」（藤沢）と気合を入れ直し、白星を先行させた。