陵侑 2回目大ジャンプで2位!同時Vならずも沙羅祝福

[ 2019年2月12日 05:30 ]

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子個人第20戦(ヒルサイズ=HS130メートル) ( 2019年2月10日    フィンランド・ラハティ )

W杯ジャンプ男子個人第20戦で2位に入った小林陵侑の飛躍(AP=共同)
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 小林陵侑(土屋ホーム)が合計263・7点で2位に入った。1回目は124メートルで5位にとどまったが、2回目に129・5メートルの大飛躍を繰り出して順位を上げた。カミル・ストッフ(ポーランド)が280・9点で2連勝し、通算33勝目を挙げた。小林潤志郎は21位、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)は27位。佐藤幸椰(雪印メグミルク)は40位、葛西紀明(土屋ホーム)は46位、中村直幹(東海大)は47位で2回目に進めなかった。

 充実感を得られる納得の2位だった。小林陵は2回目に鮮やかな飛躍を決めて1回目5位から巻き返し、今季14度目の表彰台に立った。「凄く楽しく表彰台争いができて良かった」とすがすがしい表情を見せた。この日は女子の高梨が今季W杯初優勝。欧州の地でアベック優勝は達成できなかったが「凄い。女子のレベルも凄く高い」。同じ96年生まれで、誕生日が1カ月だけ早い女子のエースの勝利を祝福した。

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2019年2月12日のニュース