ラムズが17年ぶりの開幕4連勝 地元ロサンゼルスでバイキングスに勝利 QBゴフが5TDパス

[ 2018年9月28日 12:44 ]

チームをけん引したラムズのQBゴフ(AP)
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 NFLは27日、ロサンゼルスで第4週の1試合を行い、地元のラムズが38―31(前半28―20)でバイキングスを振り切って4戦4勝。スーパーボウルに出場した2001年以来の開幕4連勝(01年は6連勝)を飾った。

 2016年のドラフト全体トップ指名選手、QBジャレッド・ゴフ(23)は33回中26回のパスを通して465ヤードを獲得。前半だけでWRクーパー・カップ(25)への2つを含む4つのTDパスを通してオフェンスのリズムを作った。

 3点差に詰め寄られた第3Qの13分51秒にはWRロバート・ウッズ(26)に31ヤードのTDパスを成功。デビューした2016年シーズンは出場7試合でTDパスは5回だったが、通算26試合目となったこの日は1試合だけで5つのTDパスを記録した。

 ロングパスに加え、ミドルの柔らかいタッチのパスも精度が高まり、ゴフは今やリーグを代表する若手QBに成長。1試合5TDに加え、パス獲得465ヤードも昨年11月12日のテキサンズ戦で記録した355ヤードを大きく上回る自己最多記録で、3季目を迎えた“ドラ1男”の活躍でラムズは勢いに乗り始めた。

 カップは9回のレシーブで162ヤードと2TDをマーク。エースRBトッド・ガーリー(24)はランで83ヤード、レシーブで73ヤード(1TD)を稼ぐなど、ゴフのターゲットとなる選手も自分たちの役割をきっちりとこなした。

 バイキングスは連敗で1勝2敗1分け。レッドスキンズから移籍してきたQBカーク・カズンズ(30)は50回中36回のパスを通して422ヤードと3TDをマークしたが、7点を追って迎えた第4Qの残り1分19秒にはボールをはたかれてファンブル。土壇場で決定的なミスを犯して同点機をつぶした。

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