村上・石井組が女子3位 来月アジア大会金メダルへ「頑張る」

[ 2018年7月30日 05:30 ]

ビーチバレー ワールドツアー東京大会最終日 ( 2018年7月29日    東京・お台場青海特設会場 )

3位決定戦でノルウェーペアと対戦する日本ペア
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 日本勢で唯一勝ち残っていたジャカルタ・アジア大会女子代表の村上めぐみ(オーイング)石井美樹(湘南ベルマーレ)組が3位に入った。今大会は、5段階に格付けされたワールドツアーの最上位から3番目の大会。村上、石井組は準決勝でドイツのペアに0―2で敗れたが、3位決定戦でノルウェーのペアをストレートで下した。

 最後は石井のブロックが決まって勝利をつかみ、しゃく熱の砂地の上で互いにがっちり抱き合った。5段階あるワールドツアーは、格下大会での優勝経験こそあるものの、最上位から3番目の大会で初の3位。村上は「徐々にランキングを上げていけているという自信になる」と笑顔で話した。

 15年結成のペアは、これまで以上に試合中に声を掛け合うように意識し、今月中旬にツアー最上位格の大会で8強入り。今大会も戦術面、精神面の充実が好結果につながり、石井は「チームワークが凄く大事だと思った大会」と実感した様子だ。身長面での苦戦は否めないが、ラリーに移動攻撃を組み込むなど幅広い攻めで補う。来月のジャカルタ・アジア大会に向けて視界は良好で、石井は「金メダルを獲って帰ってこられるように頑張る」と決意を語った。

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