渡辺雄太がNBAのサマーリーグに出場 初戦で8得点 3点シュートを2本成功

[ 2018年7月7日 09:14 ]

3点シュートを放つ渡辺(AP)
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 NBAのラスべガスでのサマーリーグが6日(日本時間7日)にスタート。ジョージ・ワシントン大出身でネッツの一員として参戦している渡辺雄太(23=2メートル、98キロ)は第1Qの3分13秒にコートに登場し、NBAのロースター入りをかけた激しい戦いに第一歩を踏み出した。

 初戦では通称「4番」のパワーフォードとして出場し、チームで4番目に多い20分の出場時間で8得点、4リバウンド、2アシスト、2ブロックショットをマーク。第1Qに放った最初の3点シュートは外したが、第3Qの終盤では連続で成功させてチームに活気を与えた。

 マッチアップしたのは昨年のドラフトで全体6番目に指名されたジョナサン・アイザック(20=2メートル8、95キロ)と、全体33番目に指名されたウェズリー・アワンドゥ(23=2メートル1、88キロ)といった2季目を迎えているフォワードの2人。ジョージ・ワシントン大時代には相手のガードまでマークする多彩な能力を見せていたが、この日はゴール下周辺が“仕事場”となった。

 昨季27試合で5・4得点を記録しているアイザックは29分の出場で20得点をマークしたが、渡辺が出場している時間帯は7得点。ドラフト上位選手に対して渡辺はディフェンスで通用できる力量があることを示した“デビュー戦”にもなった。

 4リバウンドのうち3つはオフェンス時にキープしたもの。ブロックショットを2回記録したのはネッツでは渡辺だけで、そのうち1回は今ドラフトで全体6番目に指名され、両手を広げた長さが2メートル39あることで話題になったセンター、モー・バンバ(20=2メートル13、102キロ)のシュートをゴール下で阻止したものだった。

 ジョージ・ワシントン大時代の昨季に成功率36・4%を記録していた3点シュートは6本放って成功は2本。ただし失敗した1本は試合終了直前にやむなく放ったもので、この日の成功率は実質的には40・0%だった。

 ただしフリースローの際、レーン横で並んだマジックのポイントガード、アイゼイア・ブリスコ(22=1メートル91、95キロ)に押されてゴール下でのポジションを失ってしまうなど、細身の体の弱点をつかれる場面もチラリ。80―84で迎えた第4Qの残り5秒では、せっかく相手ゴール下でオフェンス・リバウンドをキープしながらシュートを外してしまうなど、プレッシャーがかかる土壇場での細かいプレーにも課題を残した。

 なおラスベガスでのサマーリーグにはNBA全30チームが初めて参加。12日までに計82試合が行われ、各チームは少なくとも5試合を消化する日程となっている。1クオーターはNBA規定の12分ではなく10分。ネッツは7日(日本時間8日)にサンダーと対戦する。

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