スパーズのパーカーがホーネッツへ移籍 スパーズ在籍は17シーズンでピリオド

[ 2018年7月7日 10:29 ]

ホーネッツとの契約に合意したスパーズのパーカー(AP)
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 NBAスパーズで4度のファイナル制覇に貢献し、2007年にはMVPにも輝いたトニー・パーカー(36)が6日、ホーネッツと2年、1000万ドル(約11億円)で契約に合意。パーカーは2001年以来、スパーズ一筋に17シーズンにわたってプレーしたが、18シーズン目でマイケル・ジョーダン・オーナー(55)がいる新天地ホーネッツに移籍することになった。

 フランス出身のパーカーは2001年のドラフト全体28番目に指名され、19歳でNBAにデビュー。スパーズでは通算1198試合に出場し、平均15・8得点、5・7アシストをマークした。

 しかし足の故障が度重なった昨季の出場時間は自己最少の19・5分で、平均7・7得点は自己ワースト。昨季終了後に去就が注目されていた。

 17年にわたって苦楽を共にしてきたスパーズのグレグ・ポポビッチ監督(69)は「どれだけ彼がチームにとって大切だったかは言葉では表現できない。すべての試合で彼は全身全霊を傾けてくれた。17年間の思い出を共有できたことに感謝したい」と惜別のコメント。なおホーネッツは昨季までスパーズのアシスタントコーチだったジェームズ・ボレゴ氏(43)を新監督に迎えており、テキサス州サンアントニオから北カロライナ州シャーロットにコーチとベテラン選手の2人が移籍することになった。

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