栃ノ心 06年夏場所の白鵬以来新大関場所優勝へ「プレッシャーはあるよね」

[ 2018年7月7日 05:30 ]

気持ちを整える栃ノ心
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 日本相撲協会は6日、大相撲名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、新大関の栃ノ心(30=春日野部屋)は初日に東前頭2枚目の勢(31=伊勢ノ海部屋)、2日目に西前頭2枚目の千代の国(27=九重部屋)の挑戦を受けることが決まった。合口が悪くない両力士との対戦で勢いをつければ、06年夏場所の白鵬以来となる新大関場所優勝も夢ではない。

) 心拍数が上がってきた。新大関・栃ノ心は愛知県春日井市の春日野部屋で6日、基本動作を確認。すでに実戦的な動きは出稽古などで仕上げているが、メンタル面については「負けたらアカンとは思ってないけど、プレッシャーはあるよね」と本音が漏れた。

 昇進後、初めての本場所。これまでは「いつもの場所と同じ」と平静を装ってきた。それでも初日が近付くと緊張感は隠せない。

 一方で初日の相手、勢は先日、プロゴルファー比嘉真美子(24)との婚約を発表。今最も話題の力士の一人だが、栃ノ心は過去7勝4敗と戦績ではリードしている。2日目に対戦する千代の国には不戦勝を除き5勝1敗とこちらも合口がいい。

 3日目以降には、2場所連続で敗れている正代戦が控える。初日の勢との対決を制して勢いに乗り、難敵と当たる前に肩の力を抜きたいところだ。

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2018年7月7日のニュース