緑夢 パラ陸上走り高跳びで1メートル75、ぶっつけ本番の好記録「満点です」

[ 2018年7月7日 15:45 ]

ジャパンパラ陸上大会 ( 2018年7月7日    正田醤油スタジアム群馬 )

試合前に笑顔を見せる成田
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 平昌パラリンピックのスノーボード男子バンクドスラローム金メダリストの成田緑夢(24=近畿医療専門学校)が当日練習だけのぶっつけ本番で臨んだ男子走り高跳び(T44)で自己ベストの1メートル80に迫る1メートル75の記録をマーク。「100点満点です」と満足げな表情を浮かべた。

 「今季初の陸上でした。不安もあったから1メートル50から始めました」

 大いに沸いた平昌パラ後はあっさりとパラスノーボードを引退。集中力を養おうとゴルフを始めるなど新たなステージに挑戦している最中だ。この日は1メートル75で2度失敗しても集中力を切らすことなく、最後の3回目で見事成功。「ゴルフの練習が生きましたね」と胸を張った。

 オリ・パラ両方での出場を目指す成田だが、まだ五輪を目指す競技は定めていないという。「まだ秘密です。五輪を目指すのでそれにつながる競技をパラでもやりたい。今は手が届かないかもしれないがやるだけのことはやりたい」と全力疾走を続けている。

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2018年7月7日のニュース