日本 韓国に快勝!八村塁 代表デビューで17得点「持ち味を出せた」

[ 2018年6月15日 23:08 ]

代表デビューした八村塁
Photo By スポニチ

 バスケットボール男子の強化試合が15日、東京・大田区総合体育館で行われ、世界ランキング48位の日本は同31位の韓国に88―80で快勝した。NCAA(全米大学体育協会)1部で活躍する八村塁(20=ゴンザガ大)が代表デビューし、17得点をマークした。

 先発出場した2メートル03のフォワードは開始3分にハイポスト付近からジャンプシュートを決めると、さらに速攻で自らドリブルで持ち込んでレイアップ。シュート力の高さ、ハンドリングの巧みさをいきなりアピールした。

 その後はローポストでの1対1や、リングに跳ねたボールを直接叩き込む豪快なダンクも披露。約26分間プレーし、得点以外のスタッツは7リバウンド、4アシスト、2ブロックショット。能力の高さを存分に示し「持ち味を出せた。久しぶりの日本での試合でうれしかったし、先輩たちとプレーできて楽しかった」と笑顔で振り返った。

 また、4月に日本国籍を取得した2メートル10のファジーカス・ニック(32=川崎)も初出場し、28得点、13リバウンドをマークした。日本の弱点だったインサイドで新加入の2人が存在感を発揮。司令塔の篠山は「(2人が入って)シンプルに2点を稼げるので、選手の心に余裕が出てくる」とその効果の大きさを語った。

 日本はW杯アジア1次予選で、オーストラリア戦(29日 千葉ポートアリーナ)、台湾戦(7月2日 台北)を控える。現在、4戦全敗で崖っぷちに立たされている日本の救世主として、2人への期待がさらに高まった。

続きを表示

2018年6月15日のニュース