穂積、二宮組 女子複8強、日本ペア16年ぶり 第5シード下す

[ 2018年6月5日 05:30 ]

テニス 全仏オープン第9日 ( 2018年6月4日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープン女子ダブルス3回戦で勝利し、笑顔でポーズをとる穂積(左)、二宮組
Photo By 共同

 金星は予想以上にあっけなく訪れた。1時間あまりで8強入りを決めた穂積と二宮は「こんなスコアで勝てると思わなかった」と口をそろえた。

 ダブロウスキー(カナダ)と徐(中国)はともにランキング20位以内のダブルス巧者。第5シードの相手に3ゲームしか与えなかった。序盤からミスの目立つダブロウスキーを狙い撃ちにし、出だしから4ゲーム連取。スピードのあるロブでも相手を揺さぶった。それぞれに4大大会4強の経験があるだけに、02年の杉山、藤原組以来となる全仏8強入りにも大喜びはしていない。二宮は「凄く驚きの結果ではない」と言い、穂積も「私たちのいいプレーをすれば勝てない相手はいない」と冷静。その自信を準々決勝では第1シードにぶつける。

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2018年6月5日のニュース