川内 さすがに披露困ぱい「ファンとの交流がメーンでもいいのかな」

[ 2018年4月21日 16:54 ]

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンの会見に出席した川内優輝
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 22日に行われる陸上の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンの記者会見が21日に岐阜市内であり、16日のボストンマラソンで優勝した川内優輝(31=埼玉県庁)が出席した。

 19日に米国から帰国したばかりで、威勢の良さは影を潜めた。例年は10位以内の目標を掲げているが「できないことを言うと嘘つきになる」と語り、「ファンとの交流がメーンでもいいのかなと思っている。大会を盛り上がるぐらいで頑張れれば」と、全力を出すのは難しい状態であることを明かした。

 スケジュール通りの練習を詰めていないことが原因。米国の伝統の大会を制したことで「一躍ハリウッドスターになったような」もてなしを受けるなどで、予定より帰国が1日伸びた。帰国後の「プロ宣言会見」、公務員としての「たまっている仕事」もあり、走りに集中できないことも仕上がりに不安を残しているようだ。

 とはいえ、疲労がありながらも参戦するところは、さすがとしか言いようがない。「マラソンが人生そのもの」という公務員ランナーは、ボストン・マラソンから中5日で、最高気温30度が想定されるレースに挑む。

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2018年4月21日のニュース