テニスフェド杯 大坂なおみホームデビュー戦快勝、日本は1勝1敗

[ 2018年4月21日 16:27 ]

雄叫びを上げガッツポーズを決める、大坂なおみ
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 女子テニスの国別対抗戦フェド杯のワールドグループ(WG)2部入れ替え戦、日本―英国は21日、兵庫県三木市のブルボンビーンズドームでシングルス2試合が行われ、世界ランク22位の大坂なおみ(20=日清食品)は同77位のヘザー・ワトソン(26)に6―2、6―3で快勝した。

 昨年フェド杯デビューを果たした大坂だが、日本代表として日本開催の試合に出場するのは初めてのこと。「観客のエネルギーが素晴らしかった。日本でこういうチャンスがあることがうれしい」と期待を力に変えた。

 第1セットは第1サーブの得点率が100%。持ち味を十分に生かし、「危ない場面でいいサービスを打てた。サーブが自分を助けてくれた」と相手の5本のブレークポイントでもワイドへのスライスなど緩急をつけたサーブで全て切り抜けた。

 第2試合では奈良くるみ(26=安藤証券)が世界23位のジョアンナ・コンタ(27)に敗れて1勝1敗となった。大坂は22日にそのコンタと激突する。過去3戦全敗の相手に対し「激しい試合になると思う」とエースとしての真価が問われる戦いになる。

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2018年4月21日のニュース