幕内・石浦 春巡業で八艘跳び披露

[ 2018年4月21日 16:45 ]

 大相撲の春巡業は21日、東京都八王子市で行われ、幕内・石浦(28=宮城野部屋)が八艘(はっそう)跳びを披露して会場を沸かせた。千代翔馬との立ち合いで大きく左にジャンプ。土俵際まで追いつめると、最後は体ごと飛びかかって寄り切った。

 この日の稽古では申し合いで11番をこなし7勝4敗。「巡業で11番取れたのはいいと思う」と振り返った。先場所で首を痛めた影響で、立ち合いを工夫している最中だ。「頭から当たらずに突っ張って体勢を立て直すのも試している」。夏場所(5月13日初日、両国国技館)へ向けては「左まわしを取る得意の形をさらに意識していきたい」と話した。

 大関・高安(28=田子ノ浦部屋)は関脇・栃ノ心(30=春日野部屋)と三番稽古で6勝4敗。相手の得意な形にならないように意識したといい「いい稽古ができました」と語った。

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