キャバリアーズ雪辱 第2戦は白星 ジェームズ46得点 ラブは負傷

[ 2018年4月19日 11:31 ]

チームをけん引したキャバリアーズのジェームズ(AP)
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 NBA東地区4位のキャバリアーズは18日、地元クリーブランドでプレーオフ1回戦の第2戦を行い、5位ペイサーズに99―92(前半58―46)で競り勝って1勝1敗。ホームでの連敗は免れた。

 レブロン・ジェームズ(33)は第1Q(33―18)での20得点を含めて46得点と12リバウンドをマーク。試合開始から1人で連続16得点、さらに前半で29得点を奪うなど序盤からエンジン全開だった。

 15日の第1戦ではプレーオフ13回目で初めて“初戦黒星”という屈辱を味わったが、第2戦では白星。プレーオフで40得点以上を記録したのはこれが通算20回目となった。

 しかし15得点と8リバウンドを稼いだケビン・ラブ(29)は第4Q残り3分43秒、今季骨折している左手を痛めてダウン。今後の出場が危ぶまれる事態となった。

 ロドニー・フッド(25)に代わって先発したベテランのカイル・コーバー(37)は4本の3点シュートで12得点。ただしフッド(5得点)を含めジョージ・ヒル(31=6得点)、ジョーダン・クラークソン(25=5得点)、ラリー・ナンスJR(25=2得点)といったシーズン途中での移籍4人組はオフェンス面では機能せず、ジェームズの孤軍奮闘がひときわ目立つ試合になった。

 レギュラーシーズンでキャバリアーズに対して3勝1敗だったペイサーズは第4Qに追い込んだが惜敗。残り51秒、この日16得点のダレン・コリソン(30)が3点シュートを決めて92―95としたが、残り27秒にビクター・オラディーポ(25)が狙った3点シュートは外れて同点機を逃した。

 米国代表候補に名を連ねているシューティング・ガードのオラディーポは22得点。しかし今季の成功率が37・1%あった3点シュートは8本中2本しか決まらなかった。

 なおこのシリーズの第3戦は場所をペイサーズの地元インディアナポリスに移して20(日本時間21日)に行われる。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=キャバリアーズ(50・7%)、ペイサーズ(52・6%)

 ▼3点シュート成功率=キャバリアーズ(39・3%)、ペイサーズ(27・3%)

 ▼FT成功率=キャバリアーズ(68・2%)、ペイサーズ(75・0%)

 ▼リバウンド=キャバリアーズ(30)、ペイサーズ(36)

 ▼アシスト=キャバリアーズ(15)、ペイサーズ(22)

 ▼ターンオーバー=キャバリアーズ(15)、ペイサーズ(17)

 ▼速攻ポイント=キャバリアーズ(8)、ペイサーズ(15)

 ▼ペイント内ポイント=キャバリアーズ(30)、ペイサーズ(62)

 ◆ベンチスコア=キャバリアーズ(16)、ペイサーズ(25)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ジェームズ(キャバリアーズ=46)、オラディーポ(ペイサーズ=22)

 ▼チーム最多リバウンド=ジェームズ(キャバリアーズ=12)、ヤング(ペイサーズ=6)

 ▼チーム最多アシスト=ジェームズ(キャバリアーズ=5)、コリソン、オラディーポ(ペイサーズ=6)

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