遼くんが間近で見られる パナOPで新ファンサービス

[ 2018年4月19日 19:16 ]

<パナソニックOP第1日>11番、大勢のギャラリーの中ティーショットを放つ石川遼
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 男子ゴルフツアーのパナソニックオープンが(茨木カンツリー倶楽部西コース=大阪府茨木市)19日に開幕し、新たなファンサービス「インサイドロープツアー」が行われた。一般ギャラリーが立ち入ることができない競技エリア内(インサイドロープ)で観戦ができる。先着順で各組4人まで。1〜9番の各ホールをスコアラーと一緒に歩き、間近でプロのプレーを味わった。

 午前6時半の開場直後の同33分に、真っ先に4人の枠が埋まったのが、石川遼。主催者のパナソニックが発案した大会初の試みを、選手会長は大歓迎した。

 「非常に素晴らしいと思います。ロープ内で試合を見たい人はたくさんいると思う。もっと広まればうれしい。一般の方だけでなく、ジュニアゴルファーにもこういう機会があればいいと思う。アメリカだとスポンサーのゲストが1組につき2人付くのが日常的。ロープの中の価値を、多くの人と共存できれば」

 初日は52人が特別ツアーを体験。48組中21組に観客が付いた。「あっという間に時間が過ぎた」。「遼くんを間近で見られた」。ファンからは好意的な意見が大会側に寄せられた。決勝ラウンドで観客向けの様々なサービスが提供される17番パー3の「ザ・ギャラリーホール」と並ぶ、もう一つの目玉イベントだ。

 過去にも国内ツアーでインサイドロープツアーはあった。しかし、それは米国同様にスポンサー向けで、一般客向けは今回が初めてかもしれない。どんなお客さんが応募し、どんなトラブルが発生するか分からないためだ。あらゆる事態を考慮した上で、大会側はツアーと選手会に同意を得て実現にこぎ着けた。「ゴルフをもっとオープンに」という大会の理念に沿って、「チャレンジしようという決断になった」(大会事務局)と新しい一歩を踏み出した。

 今回のツアーに参加した観客には、事前に同意書へのサインが求められた。「選手に話しかけない、サインを求めない」「ロープ内ではスマホや携帯の電源を切る」など17項目を了承しなければならないが、特に難しいことはない。普通の観戦マナーだ。

 今大会の残り3日間も、インサイドロープツアーは同様の形で開催される。男子ツアーのショットの迫力、石川遼を間近で見られるまたとない企画だ。ただし、トラブルが起こり次第、中止に追い込まれる可能性がある。新しい観戦文化として定着すれば、男子ツアーの人気復活につながるかもしれないが、続くも終わるも、ファンのみなさんの力にかかっていると言えそうだ。

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